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市考古資料館 12月3日から企画展 いわきの貝塚出土品展示へ
「いわき縄文時代を探る」をテーマにした本年度第3回の企画展「貝塚に学ぶ」が12月3日、常磐藤原町の市考古資料館で始まる。来年3月26日まで。
狩猟採取を生業とした縄文時代の人々。貝塚からは食糧にした動物や魚の骨が数多く見つかり、その暮らしぶりがうかがえる。また、近年の研究では動物やヒトの再生を祈る「儀礼の場」だったということも分かり、再注目を浴びている。本展では市内で発見された貝塚遺跡からの出土品約250点を展示し、自然とともに生きた縄文人の生活文化を紹介する。
開催時間は午前9時~午後5時(入館は同4時半まで)。定休日は毎月第3火曜と来年1月1日。会期中は企画展の内容にちなんだ展示解説会、講演会、ワークショップを催す。問い合わせは、同館=電話(43)0391=まで。