平工業高(遠藤敦也校長)を3月に卒業予定の3年生8人が、総合型選抜や学校推薦型選抜などのいわゆる推薦入試で、国公立大学への合格切符を手にした。同校で1学年に8人もの国公立大学合格者を出すのは初の快挙となる。
昭和15年の学校創立以来最多数で、遠藤校長は「教員が生徒と真剣に向き合い、一人ひとりの個性や特性を伸ばす指導が実を結んだ」と快挙を喜んでいる。
福島大の農学群食農学類に太田葵さん(情報工学科・3年)、同大理工学群共生システム理工学類に千葉穂佳さん(制御工学科・同)、山形大工学部情報・エレクトロニクス学科に金賀誠治、小貫蒼流=そうる=(情報工学科・同)さん、会津大コンピューター理工学部に遠藤康介、高島彩香寧=あかね=(同)さん、新潟県の三条市立大工学部技術・経営工学科に酒井翔太さん(同)、沖縄県の名桜大国際学部国際観光産業学科に赤木七海さん(同)がそれぞれ、総合型選抜や学校推薦型選抜の狭き門をくぐり抜けて合格を果たした。
生徒たちは、学校生活の中で独自のテーマを設けて課題研究に励み、学外コンテストに自主的に挑戦。難関資格にチャレンジしたり、部活動で活躍するなどそれぞれに成果を上げてきた。
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