「フラガールズ甲子園」の開催をきっかけに、大学生と専門学生たちにも〝フラの輪〟を広めたいとの思いから平成26年に始まった「全国学生フラ・フェスティバル」。節目となる第10回大会が2月21日、フラの〝聖地〟スパリゾートハワイアンズで開かれた。
コロナ禍で第7、8回はオンライン、前回はタワーホール船堀(東京都江戸川区)で実施したため、いわきに〝帰郷〟したのは4年ぶり。16校の17チームから258人が出場し、華やかなステージを披露した。
全国学生フラフェスティバル実行委員会主催、学生フラ連絡協議会、関西学生フラサークル連盟共催。
今大会は同実行委員会に所属する参加校の代表者たちを中心に、学生たちが主体となって企画運営を担い、フラを通じた学生同士の交流、そして被災地に元気を届けるために〝いわきの舞台に笑顔の花を咲かせよう〟との思いを胸に練習を重ねてきたほか、SNS(交流サイト)で参加校を紹介するなどの取り組みを行ってきた。
ステージに先立ち、早稲田大ハワイ民族舞踊研究会に所属する、実行委員長の宮田愛さん(社会科学部・2年)が「多くの人たちに集まってもらい、このステージに立つことができるのは夢のよう。全力で楽しみたい」と意気込みを語った。
このあと色とりどりの衣装に身をまとった各校の学生たちが、あこがれのステージに次々と登場。ステージは2時間以上にもおよび、演技の最後まで笑顔を絶やさず喜びあふれる〝ハワイの風〟を送り、観客席からはステージが終わるごとに盛大な拍手が沸き起こっていた。
大会の模様(写真や動画)は、公式ホームページ<こちら>に掲載される予定。
ニュース