サッカー・いわきFCは19日、明治安田生命J2リーグの第5節として、ホームの21世紀の森公園・いわきグリーンフィールドに、徳島ヴォルティス(徳島)を迎え、1―0で勝利し、待望のJ2ホーム初白星を果たした。通算成績は2勝1分け2敗の勝ち点7。順位は前節より6つ上げて、22チーム中9位となった。
今季から元日本代表のFW柿谷曜一朗(33)を擁し、J1経験もある徳島だが、試合は前半から、いわきがディフェンスラインを通常より高く保ち、積極的に攻めるスタイルを取った。
後半26分、いわきはMF山下優人(26)が右コーナーキックをけると、跳ね返りをMF宮本英治(24)が拾い、ゴール前ファーサイドにクロスを上げた。
そしてFW有田稜(23)が頭で落とし、最後は詰めたFW谷村海那(25)が右足で押し込んで先制点を挙げた。
また42分には、〝和製(サッカーフランス代表の)ジルー〟の呼び声で、期待の高卒ルーキー・FW坂元一渚璃(18)がJリーグデビューを飾った。
いわきは先制した後も攻撃の手を緩めず、この1点を守り切って勝ち点3を手にした。前節のベガルタ仙台(宮城)戦に続いて2連勝となった。
次戦の第6節は26日、ホームのいわきグリーンフィールドで、首位のFC町田ゼルビア(東京)と対戦する。キックオフは午後2時。
いわきFC