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いわき市の観光入込客数 昨年は546万人に回復 夏祭りの再開など効果
市は14日、2022(令和4)年の市内観光入込客数を発表し、546万2975人(前年比165万630人増)だったと明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける中で、昨年はいわき七夕まつりや、いわき花火大会などが3年ぶりに復活するなど、市内のイベントが再開したことが理由に挙げられる。
SNS(交流サイト)で発信力を持つインフルエンサーによるプロモーションや、各種旅行支援策も効果が出たという。
今年に関しては、観光サイトの活用や、関係者を交えたウェブ対応はじめ、引き続きのデジタルマーケティングを活用し、コロナ禍前、さらには東日本大震災前の実績に少しでも近づけるよう励んでいく。
また東京電力福島第一原発の汚染水を浄化した後の処理水を巡り、今夏までに海洋放出が計画されている点を踏まえ、風評払しょくにも取り組んでいく。
いわき市は震災前の2010(平成22)年には、1076万6595人の観光入込客数があった。