サッカー・いわきFCは17日、明治安田生命J2リーグの第16節として、ホームの21世紀の森公園・いわきグリーンフィールドに、大宮アルディージャ(埼玉)を迎え、2―1で勝利し、連敗を5で止めた。いわきは6試合ぶりに白星を手にし、順位も1つ上げて22チーム中21位となった。
いわきグリーンフィールドに夜間照明を整備して、初のナイトゲームとなった試合には、平日の夜ながら2793人が詰めかけた。いわきは前半16分、コーナーキックを起点に先制点を許したが、22分にFW有田稜(23)がペナルティーエリア左からゴール前にパスを送ると、MF山口大輝(25)が相手に囲まれながらも、左足を振りぬいて同点に追いついた。
さらに後半14分、敵陣中央左で得たフリーキックを、MF山下優人(26)がゴール前にけりこむと、DF遠藤凌(24)が頭で合わせて、値千金の逆転弾を決めた。
遠藤は試合後のインタビューで、「勝てない試合が続いていたが、全員で戦った結果がきょうのゴールにつながった。気持ちで押し込んだ」と振り返った上で、集まったサポーターに感謝の言葉を述べた。
次戦の第17節は21日、アウェーのヤマハスタジアム(静岡県磐田市)で、6位のジュビロ磐田(静岡)と対戦する。キックオフは午後4時。
いわきFC