第64回いわき民報社白鷲旗争奪いわき地区高校野球選手権大会(県高野連いわき支部主催、いわき民報社後援)が3日、平野球場で開幕した。2日に開幕予定だったが、台風2号の影響による天候悪化を考慮し、順延していた。
春の支部大会出場を見送った磐城農業が加わり、同支部所属の11校と、平商業、いわき総合との合同チームで相馬農業も出場。10チームが6日までの4日間、トーナメント形式で熱戦を繰り広げている。開幕戦では、勿来工業と平商・いわき総合・相馬農の合同チームが対戦し、勿来工業が3-2で勝利した。
勿来工は初回、相手のミスに乗じて先制点を奪い二回にも1点を加えるも、四回に同点に追い付かれた。2―2で迎えた五回無死無走者の場面で、鈴木成喜(2年)の左前打で口火を切ると塁を進めて、根本翔(3年)の犠飛で帰還し、勝ち越しに成功。守っては、先発の主戦大村泰智(同)が粘りの投球で後続をぴしゃりと締め、1点を争う接戦をものにした。
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