全国の高校生がフラ・タヒチアンを競う「文部科学大臣杯 2023年全国高等学校フラ競技大会『第11回フラガールズ甲子園』」が20日、いわき芸術文化交流館「アリオス」で開かれた。
いわき湯本が4位の特別賞として、磐栄ホールディングス賞で呼ばれた際、会場からは驚きの声が上がった。2018(平成30)年の第8回大会では、前身の湯本が最優秀賞・文部科学大臣賞を獲得したほか、昨年も優秀賞(総合2位)に輝いており、今年も堂々の日本一候補だった。
部長の大和田如那さん(3年)は「順位に関係なく納得できる踊りだったが、4位の結果は正直悔しかった」と明かし、表彰式では目に光るものを浮かべていた。チーム名「ヴェリナ マハロ」は、愛をこめてありがとうの言葉に由来しており、感謝の気持ちを心に、日々に練習に励んできた。
演技後には「本番はとても緊張して、記憶にないくらいだったが、たくさんの人前で踊れることは、何よりも楽しい」と笑顔で語った大和田さん。仲間との絆を大事に、また来年の大会に挑戦してほしいと、後輩たちにエールを送った。
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