明治安田生命J2リーグの第32節として、18位のいわきFCは27日、アウェーのえがお健康スタジアム(熊本県熊本市)で、17位のロアッソ熊本(熊本)と対戦し、4-2で勝利した。いわきは5試合ぶりの白星となった。
通算成績は9勝10分け13敗の勝ち点37。順位は前節より3つ上げて、全22チーム中15位に付けている。
いわきは前半9分、MF山下優人(27)の左コーナーキックから、ペナルティーエリア中央に流れたボールを、DF家泉怜依(23)が左足で合わせて先制点を挙げる。一方で23分と30分に相次いで失点を許し、前半を1-2で折り返した。
しかし後半16分、山下が右コーナーキックをけると、家泉が頭で合わせて、試合を振り出しに戻す。さらに21分にペナルティーエリア右でFW吉澤柊(24)が倒されてPKを獲得。キッカーは山下が務めると、冷静にゴール右隅に決めて、逆転に成功した。
続く27分には前線で浮いたボールを、最後は山下が力強いボレーシュートで、この日2点目を奪取。いわきはこのまま、熊本の反撃を封じて、敵地で貴重な勝ち点3を手にした。
次戦の第33節は9月3日、ホームの21世紀の森公園・いわきグリーンフィールドに、10位のファジアーノ岡山(岡山)を迎える。キックオフは午後6時。
いわきFC