サッカー女子のWEリーグ「ジェフユナイテッド市原・千葉レディース」は10日、いわき市平出身のFW千葉玲海菜(24)の移籍先が、ドイツ1部のアイントラハト・フランクフルトに決まったと明らかにした。Eフランクフルトも同日、千葉の加入を発表した。千葉はEフランクフルトのポルトガルでの強化合宿に合流し、仲間たちと練習に励んでいる。
2026年6月末までの契約。千葉は「すごく環境もそろっているクラブなので、私も一員としてプレーしたいと思っていた」と、クラブの公式ホームページを通じて語っている。
Eフランクフルトには、サッカー元日本代表主将のMF長谷部誠(39)が在籍しており、さっそく2人は交流した。
クラブは現在、ドイツ1部で首位と勝ち点5差の3位に付けており、「リーグの中でも上位を狙えるように、自分自身も頑張っていきたいです」と話している。
千葉は兄の影響で小1からサッカーを始め、いわき市のすずかけサッカースポーツ少年団、リベルダード磐城を経て、静岡・藤枝順心高、筑波大でプレー。大学時代からジェフの特別指定選手に登録され、2022年に正式に加入した。
WEリーグ通算22試合10得点。なでしこジャパン(日本代表)にも選ばれ、8強に入った昨夏の女子ワールドカップ(W杯)では1試合に出場した。昨年9~10月のアジア大会では7得点の活躍で、日本の連覇に貢献した。
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