■J2第23節 いわきFC0-1大分トリニータ(6日、ハワスタ)
前節の横浜FC戦に続き、大分戦でも〝本職〟のウイングバックでスタメンに名を連ねたDF五十嵐聖己(22)。
「自分の特徴が一番出る場所で、楽しくできている」と自信を見せながらも、3連敗の結果に「起用されている以上、得点だったりアシストだったりと、試合が終わった後に目に見える結果が求められる」と指摘する。
左サイドを切り裂き、後半にはシュート。「枠外だったが、高いレベルに行けば行くほど、ああいうシーンを決めていかなければ」と悔しさをかみしめながら、自らの課題とする。
ピッチでのポジションが一つ前になり、攻撃に厚みを加える必要性があるとも語る。「ゴール前に入ったり戻ったりする感覚は得意。あとはチャンスを作るだけ」
10日の天皇杯は、在籍する桐蔭横浜大で神奈川県予選に出場しているため、今回は登録外。次の試合は14日のアウェー・モンテディオ山形戦となるため、「しっかりと回復し、いいイメージを持って臨みたい」と意気込む。
特別指定選手ながら、3月のロアッソ熊本戦での鮮烈デビューを手始めに、前半戦の躍進を支えてきた五十嵐が、得意のポジションでチームに光明をもたらす。
(写真:ウイングバックとして攻める五十嵐)
いわきFC