「クラブの一員として勝利に貢献できるように頑張りたい」。いわき市平出身で、いわき市平出身のサッカー女子・千葉玲海菜選手が、ドイツのアイントラハト・フランクフルトに移籍することが発表され、力強い意気込みが示された▼兄の影響で、小１からサッカーを始めた千葉選手。すずかけサッカースポーツ少年団、リベルダード磐城では、男子に交じって練習に励んだという。子どもの頃から夢だった「なでしこジャパン」入りも果たし、Ｗ杯に続いて、世界にはばたく▼アイントラハト・フランクフルトには、サッカー元日本代表主将の長谷部誠選手が在籍している。活躍するコツとして、さっそく「ドイツ語を勉強することだね」と温かいエールが送られた▼千葉選手は、澤穂希さんらの活躍で初優勝した２０１１年Ｗ杯に触れ、将来に向けた夢を描いたという。今度は千葉選手の飛躍する姿によって、いわき市から新たな選手が生まれるに違いない。楽しみだ。
