いわきコンピュータ・カレッジ イオンモールと産学連携に向けた覚書交わす

　いわきコンピュータ・カレッジは４日、イオンモール（本社・千葉市）と「産学連携協力に関する連携覚書」を交わした。同校が企業とこうした取り組みをするのは初。
　締結調印式が同日、泉町四丁目の同校で開かれ、学生たちが見守る中、田口周二校長、イオンモールいわき小名浜の進藤由紀ゼネラルマネージャーによって結ばれた。
　同校は、イオンモールいわき小名浜で卒業研究展示会を開催するなどの関係を持ってきたが、互いに連携することで、地域課題の解消につなげていくことで同意。それぞれの立場から、社会活動のさらなる発展を目指していく。
　覚書の主な項目としては、▽地域社会、産業等および企業等の振興に寄与▽教育学術研究および学修成果の発展▽健康増進▽ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）――が盛り込まれている。
　同校によると、今後はイオンモールいわき小名浜で学生たちが発案したシステムを行ったり、テナントや従業員と共同で成果発表をしたりすることが考えられるという。
　（写真：学生が見守る中、覚書を交わす田口校長と進藤氏）