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平出身のEフランクフルト・千葉 ドイツ1部で逆転弾 チームUWCLに導く
サッカー女子・ドイツ1部の第21節として、いわき市平出身のFW千葉玲海菜(25)が所属する3位のアイントラハト・フランクフルトは13日(日本時間14日未明)、ホームのシュタディオン・アム・ブレンタノバドで、9位のフライブルクと対戦した。先発した千葉は前半にリーグ戦2点目となる逆転弾を放ち、チームは4―2で勝利した。
千葉は2トップの一角として先発出場。決定的な仕事をしたのは、1―1で迎えた前半34分。千葉はファーに流れた左コーナーキックを胸でトラップし、勢いよく右足でシュート。左隅に突き刺さすゴールを決め、クラブはX(旧ツイッター)で「逆転となるスーパーゴラッソを叩(たた)き込んだ」とたたえた。
Eフランクフルトはさらに2点を追加。後半アディショナルタイムに1点を返されたが、3年連続となる「UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)」の出場権(3位以内)を確定させた。
後半36分にベンチに退いた千葉に、サポーターからは多くの拍手が送られた。自らの得点でチームをUWCLに導いたとあって、千葉は試合後、Xで「ゴールって最高!」と喜びを爆発させた。
通算成績は13勝2分け6敗の勝ち点41。リーグ最終戦となる次節は20日、アウェーで10位のケルンと戦う。キックオフは午後3時半(日本時間同10時半)。
(資料写真:昨年8月に市役所を表敬訪問した際の千葉)