いわき美術協会(安斉重夫会長)主催の「第60回協会展」が21日から、市文化センター5階展示室で始まった。会期は26日まで。入場無料。いわき民報社などの後援。
会場には会員、物故会員、無鑑査の洋画、油彩、日本画、水彩、彫刻、彫塑など個性豊かな61点の力作が飾られ、来場者が熱心に見入っている。
展示に先立ち20日、三浦浩喜福島大学長による一次・二次審査が行われ、最高賞のいわき市長賞に鷺邦明さん「黎明」(洋画)=錦町、いわき美術協会長賞に木村律子さん「空をつかむ」(同)=平中神谷、若松光一郎賞に薄美可さん「波動」(同)=平下荒川が選ばれた。
観覧時間は午前9時半~午後5時(最終日は午後4時まで)。
そのほかの受賞者は次の通り。
◇奨励賞▽平電子印刷所賞=高木武広「記憶の反芻/莵集2024」(洋画)
◇佳作▽昭文堂賞=佐々木寿子「景―R6」(同)▽椿屋賞=船生政広「港の片隅」(同)▽パピルス賞=平子貞男「景(ケイ)」(同)▽Y氏賞=藤於環「枯木立に新緑の賑わい」(同)▽アビーロード賞=久家浩子「未知の道」(同)▽いわき美術協会賞=渡辺良春「追想(ⅣB)」(同)野木佳子「晴れ風」(同)▽第60回特別賞=佐藤善江「木陰」(水彩)遠藤道仁「MONOLITH(モノリス)」(その他)橘内悦子「磐城の実り」(水彩)松江州泰「ガウロン6號」(洋画)岩渕吉明「午後の散歩道」(同)
(写真:市長賞に輝いた鷺さんの作品)
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