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「地元の伝統に携わろう」四倉小の子どもたち ねぷたの絵付け体験

 27日に四倉で開催される「四倉ねぶたといわきおどりの夕べ」(四倉夏まつり実行委員会主催)を前に、四倉小(志賀秀幹校長)の5年生約50人は16日、ねぷたの絵付けを体験した。
 次代を担う子どもたちに伝統行事に携わる機会を提供しようと、四倉町商工会青年部(小山田毅部長)が5年ほど前から制作体験の場を設けている。
 今夏のモチーフは、いわきFCのマスコットキャラクター「ハーマー&ドリー」と、いわき観光情報ナビゲーターの「フラおじさん」。児童たちは小山田部長と部員たちが持ち込んだキャラクターの下書きなどを終えた奉書紙に向かい、刷毛と筆を使い分けながらポスターカラーを用いて、輪郭からはみ出さないよう慎重に色を重ねていった。
 作業が終わると、児童たちは達成感に満ちあふれた表情で「細かい部分と広い部分を塗り分けるのが大変だった」「夏祭りの日にたくさんの人に見てもらい、喜んでもらえたらうれしい」。小山田部長は「四倉も以前と比べてイベントが減ってきているが、ねぷた制作は子どもたちが夏まつりに関われる機会なので、これからも続けていきたい」と目を細めた。
 児童たちが協力した力作は後ほど、部員たちがねぷたの骨組みに貼り付け、完成。5年ぶりとなる街中での巡行でお披露目される。
 (写真:絵付けを行う児童)

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