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小名浜二中の川村、鈴木さん ビーチバレー全国大会に出場 息の合ったプレーを

 バレーボールのクラブチーム「小名浜西リトルチーム」(川村洋子監督)に所属する、小名浜二中1年の川村幸(13)、鈴木新那(13)さんペアは24、25の両日、愛知県碧南市の碧南緑地ビーチコート、トヨタ自動車衣浦工場ビーチバレーボールコートの2会場で開かれる「第4回HEKINANマンモスカップ全日本ビーチバレーボール中学選手権大会」に出場する。
 いわき勢の同大会の出場は第2回の藤間中以来2年ぶりで、ふたりは一戦必勝を誓った。
 川村、鈴木さんのふたりは、小名浜東小の1年生からに川村監督がコーチを務めるバレーボールチーム「小名浜西リトルフロッグス」に入り、全国大会に出場するなどの経験を積んできた。
 しかし小名浜西リトルチームでは、人数不足で団体での公式戦に出場できない事態に直面。来年以降に向けてチームの基礎を作り始めていく中、貴重な公式戦の機会として、これまで培ってきたバレーの経験を生かし、ビーチバレーの大会に出場した。
 ただ、本格的な練習を始めたのは大会の2週間前で、砂の足場での立ち回りなど、コートと違い砂に足が取られるなど環境の違いに戸惑ったというが、海水浴場に足を運ぶなどして準備をしてきた。
 7月7日、相馬市の原釜尾浜海水浴場で迎えた本番では、全国でも通用した基礎技術に加え、6年以上苦難をともにしてきたふたりだからこそできる、息の合ったコンビプレーを生かして順調に駒を進め、迎えた決勝戦では一時リードされながらも粘り強く食らいつき、デュースの末に23―21で逆転勝利。全国切符をつかみ取った。
 全国大会では、全国中学生ビーチバレー大会で3位入賞の実績を誇る岐阜代表の「ドリームハーツ」と、山口代表の「B!FREAK」との予選リーグに組み込まれた。
 内田市長に出場報告のため、19日には市役所を訪れ、川村さんは「初出場なので大会を楽しみながら、お互いに励まし合って勝ち進んでいきたい」、鈴木さんは「砂に足をとられても幸と一緒に協力し合いながら、あきらめずに頑張りたい」と意気込んだ。川村監督が同行した。
 (写真:一戦必勝を誓う川村さん=右=と鈴木さん)

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