9月から開講する本年度後期市民講座の受け付けが各公民館で行われている▼ほとんどの講座が平日の日中開催なので、仕事を離れた中高齢者や子育て中の主婦、子どもたちの土曜日参加など余暇時間を有効に活用してもらうのが主となる。現役組が仕事を終えた後に受講できる講座がほとんどないのは今回も同じだった▼じゃんがら体験、腸活、資産形成、インテリア雑貨、筋トレ、整体、インフレ防衛策、ZOOMによるスポーツ、よさこい入門、アロマテラピー、漢字学習、歌関係、茶道――が夜間開催だった▼目新しいなと思ったのは常磐公民館の「高校生のための放課後ふるさと講座」だ。高校生の限定講座は珍しい。歴史や文化、産業、観光地、将来像などいわきのことを多角的に学んでもらう午後4時からの50分講座(8回コース)に何人の応募があるだろう。木炭を作る渡辺公民館の炭焼き教室もレアな体験だ。いずれリタイアしてからゆっくり講座を楽しもう。