サッカー・明治安田J2リーグの第31節として、8位のいわきFCは15日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、3位のV・ファーレン長崎を迎え撃ったが、0-2で敗れた。いわきの通算成績は13勝7分け11敗の勝ち点46。順位は前節と同じ20チーム中8位に付けている。次節は22日、アウェーの鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで、12位の徳島ヴォルティスと対戦する。キックオフは午後6時。
いわきは引き分け以上でJ1昇格プレーオフ圏内の6位に浮上できたが、時折強く降る雨の中、公式戦未勝利の長崎を攻略することはかなわかった。
試合は前半6分、J2得点ランキング1位のMF谷村海那(26)がゴール前でこぼれ球に反応したが、枠をとらえることができず。この後も得点機にあと一歩及ばず、39分にフリーキックを起点に先制点を献上。さらに後半28分にはコーナーキックから押し込まれ、追加点を許す展開に。最後まで流れを引き寄せることはできなかった。
田村雄三監督(41)は試合後、「選手たちには『ここからはい上がるぞ、下を向いている暇はないぞ』と伝えてきた。次の徳島戦に向けて、またみんなで頑張っていきたい」と語った。
(写真:果敢に長崎ゴールに迫った谷村)
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