サッカー・明治安田J2リーグの第34節として、8位のいわきFCは5日、アウェーの藤枝総合運動公園サッカー場(静岡県藤枝市)で、11位の藤枝MYFCと対戦し、1-1で引き分けた。いわきの通算成績は14勝9分け11敗の勝ち点51。暫定順位は前節から1つ上げ、20チーム中7位。次節は20日、シティライトスタジアム(岡山県岡山市)で、5位のファジアーノ岡山FCと戦う。キックオフは午後2時。
いわきはJ1昇格プレーオフ圏内(3~6位)を懸けて挑んだ一戦だったが、前半16分に先制点を許して追いかける展開に。時折強く雨が降る中、厳しい戦いを強いられたが、後半43分にDF五十嵐聖己(22)が敵陣左からゴール前に得意のロングスローを入れると、FW有馬幸太郎(24)がペナルティーエリアでこぼれ球に反応し、右足のボレーシュートで同点に追いついた。さらに逆転を狙い猛攻を仕掛けたが、そのままドロー決着。勝ち点1を分け合った。
田村雄三監督(41)は「たくさんの方の声援が選手たちの力になった。前半は藤枝さんのペースで(1点ビハインドで迎えた)ハーフタイムには喝を入れた。勝ち点1は選手たちの執念でもぎ取ったと思う」と話し、この勝ち点を次につなげていくと強調した。
(写真:サポーターの声援を受けながら、悔しい表情で引き上げる選手たち)
いわきFC