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<衆院選 きょうのお昼、何食べた>斎藤氏はなみえ焼そば・釜揚げシラス丼で英気

 衆院選(27日投開票)にあたり、いわき市を含む浜通り全体に再編された新福島4区には届け出順に、立憲民主党新人で会社役員の斎藤裕喜氏(45)=社民党県連推薦=、共産党新人で県いわき・双葉地区委員長の熊谷智氏(44)、自民党新人で元県議の坂本竜太郎氏(44)=公明党推薦=の3人が立候補し、各地で舌戦を繰り広げている。ただ「腹が減っては戦ができぬ」と、選挙戦の合間を縫って昼食に立ち寄る候補者たち。3日間にわたり、それぞれの素顔にも注目を。
 「ここにはよく来ますね」。斎藤氏は16日、双葉郡浪江町の道の駅なみえを昼食場所に選んだ。自宅は同郡富岡町とあって、3人の子どもたちと一緒に施設内の無印良品で衣料品を買い求めたり、併設するポケモンをあしらったラッキー公園で遊んだりするという。
 16日は同郡広野町から始まり、午後は南相馬市一円を回った。昼食のメニューは浪江町自慢のB級グルメ・なみえ焼そばと、地元の請戸漁港で水揚げされた釜揚げシラス丼のセット。「ちょっとカロリー過多かな」と笑いながらも、東京電力福島第一原発事故を乗り越え、全国に愛されている逸品に舌鼓を打った。
 浜通りを代表する水産業は、原発事故によって大きな打撃を受けた。昨年8月からは原発処理水の海洋放出が始まり、安全性の確保が何よりも求められている。「漁業に関係する皆さんの声にも一生懸命応えていきたい」と語る。
 この日は立憲民主党の比例東北ブロックから出馬した前衆院議員・馬場雄基氏が合流し、選挙スタッフとともに食事をした。道の駅なみえは2021(令和3)年3月にグランドオープンし、県内外から観光客が訪れているほか、避難した住民が交流できる拠点にもなっている。選挙戦ではこうした復興の息吹きを感じながら、地域が抱える課題を国に訴えていきたいと願う。
 斎藤氏は立憲民主党・泉健太前代表の公設第1秘書を務めていたが、「地元の飲食店で食事をすることが大事と教わった」と目を細める。泉氏の選挙区である京都には、お気に入りのお店がたくさんあるという。特産品で英気を養い、再び選挙カーに乗り込んだ。
 (写真:なみえ焼そばに舌鼓を打つ斎藤氏=16日)

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