第50回衆院選は27日、投開票日を迎え、新たな区割りとなった福島4区(いわき市を含む浜通り全体)では、自民党新人で元県議の坂本竜太郎氏(44)=公明党推薦=が、8万5751票で初当選を飾った。立憲民主党新人で会社役員の斎藤裕喜氏(45)=社民党県連推薦=は7万8708票、共産党新人で党いわき・双葉地区委員長の熊谷智氏(44)は1万9879票で及ばなかった。
坂本氏は27日午後10時45分すぎ、当選確実の一報を受け、平字十五町目の選挙事務所に到着。詰めかけた関係者と万歳をし、ともに喜びを分かち合った。東日本大震災・東京電力福島第一原発事故からの復興に対しては「浜通りからこの国の確かな未来を切り拓いていく覚悟」と強調し、何があってもぶれずに住民の声を届けていくと約束した上で、政治改革に向けても不断の努力を誓った。
(写真:ダルマに目を入れる坂本氏=27日午後10時58分、平字十五町目の選挙事務所)
選挙号外は<こちら>
ニュース