市議会は5日、12月定例会が開会した。9月に行われた任期満了に伴う市議選の後、最初の定例会となり、新人議員は初めての一般質問に臨む。同日の本会議では、会期を18日までの14日間と決めた。市からは議案43件(追加提案5件予定)が提出された。
議案のうち、条例改正・廃止については、市川前支所が旧桶売中、大野公民館が旧大野一小、川前公民館が市川前活性化センターにそれぞれ移転するほか、湯本駅前みゆきの湯公衆浴場の廃止を盛り込んだ。一般会計補正予算は46億5772万7千円を計上。小・中学校給食費に対する物価高騰対策や、UIJターン支援、感染症流行を見据えた子ども医療給付費などを付けている。
内田市長は提案要旨説明に合わせ、改めてパリパラリンピックで銀メダルを獲得した柔道・半谷静香選手(平中平窪出身)をたたえ、「今後も国際大会で活躍する選手が輩出されるよう、選手の強化や競技力の向上に取り組んでいく」と述べた。
また2日に、国連機関の「地域リーダー国際研修センター(CIFAL=シファール)」の拠点開設に関する協定を締結した件にも触れ、「グローバルに活躍する地域人財の育成や、これら人財が働く場の創出を目指す」と強調した。
6日以降の日程は次の通り。
▽6~8日=休会(議案調査のため)▽9~11日=本会議(一般質問)▽12日=同(一般質問―質疑―委員会付託)▽13日=常任委員会▽14、15日=休会▽16日=常任委員会▽17日=休会▽18日=本会議(委員長報告―採決―閉会)
(写真:市政報告と提案要旨説明に立つ内田市長)
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