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いわき市議会12月定例会 一般質問最終日の答弁から 市議選投票率や除染など

 市議会12月定例会は12日、一般質問が終わった。紙面から最終日の主な市の答弁を紹介する。
 <9月に行われた市議選の投票率を巡って>
 飯間香保子選挙管理委員会委員長 年代別投票率は10代が29・30%、20代が21・53%、30代が30・01%、40代が36・52%、50代が42・62%、60代が51・72%、70代が55・47%、80歳以上が39・59%。
 期日前投票は増えたが、当日投票者は減っている。低投票率の背景には、有権者の政治離れがあるとされ、昨今のいわゆる裏金問題に加え、行政・議会が身近に感じられる情報発信の不足が一因と考えられる。今後は若者世代向けに、デジタルコンテンツの活用も考える。
 <一部公共施設で名前を別にし、特定の団体が占有状態にあると聞くが>
 寺島範行教育部次長 ひと月の利用回数には上限があり、複数の名義で使うことは公平性の観点から不適切と考えるが、公民館では確認されていない。今後も事案に応じて適切に対応していきたい。
 <市内の公園で、比較的高い放射線量が観測された「ホットスポット」について数値を下げるべきでは>
 斉藤和哉生活環境部長 国のガイドラインに基づき、空間線量が毎時0・23マイクロシーベルトの基準値を超えた場所で面的除染を実施し、17年度に完了している。しかしながら基準値を超えていない場所であっても、不安に感じる市民もいることから、関係機関に対してはその場の状況に応じ対応するよう、働きかけをしていく。
 (資料写真:いわき市議会)

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