内郷綴町の福島労災病院は9日、郡山市の奥羽大薬学部と、薬剤師の育成や人材確保を目的とした連携協定を締結すると発表した。調印式は15日、同病院で行われる。
連携協定にあたり、福島労災病院への実務実習の受け入れや、共同研究の実施、研修などの共同開催、大学教員と薬剤師との交流・情報交換などを展開していく。
福島労災病院は1955(昭和30)年3月、常磐炭礦と関連産業の労働災害に対応するために設立された。
独立行政法人労働者健康安全機構によって運営され、現在は399床を有し、いわき市の地域医療を担っている。建物の老朽化が進んでいるため、移転新築が検討されていたが、現在地での建て替えが決まっている。
(資料写真:福島労災病院)
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