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25日「いわき地球市民フェスティバル」開催 外国にルーツ持つ人たちスピーチ
留学生や労働者、縁あっていわきで暮らすこととなった外国にルーツを持つ人たちと市民が自然な形で交流し、互いの思いを交換し合える場として開催されている、いわき市民間国際交流・協力団体連絡会主催の「いわき地球市民フェスティバル」。
23回目の今回は日本語スピーチコンテストを25日、市文化センター大ホールで開催し、外国にルーツを持つ学生や社会人25人が、学友や同僚、市民との交流などから感じたいわきの印象、母国との違い、自身の夢・目標などを披露する。市、マルト共催、市教委、いわき商工会議所後援。
地球市民フェスティバルは、市民と外国人がともに暮らす多文化共生社会の中で、国境や人種を超えて様々な問題を解決する〝地球市民〟としての意識を図るイベントで、前回は韓国、ウクライナ、ネパールなど各国の衣食文化や風土が体験できる機会を提供したが、今年は日本語スピーチコンテストを行う。
一般の部と高等教育機関就学の部に分かれ、ベトナム、イギリス、ミャンマー、モンゴル、アルジェリア、インドなどの国籍を持つ、12人が一般の部、13人が高等教育機関就学の部にエントリー。
午後1時に始まり、主催者挨拶などをはさみ、3分の制限時間の中で「日本のお辞儀文化」「一期一会」「『いわき』は第二の故郷」「時は金なり」「日本はアジアのイギリス」といった独自の視点でスピーチを行う。入場無料で、誰でも聴講できる。審査員は同連絡会の佐久間静子会長といわき地域学會相談役の吉田隆治さん、いわき観光まちづくりビューローの若松貴司専務理事が務める。
また午後3時10分からは、昨年の文部科学大臣杯2024年全国高等学校フラ競技大会「第12回フラガールズ甲子園」で最優秀賞に輝いた、いわき湯本高「WelinaMahalo(ヴェリナ・マハロ)」をはじめ多国籍な参加者らのダンスや歌のパフォーマンスも行われる。
(写真:来場を呼びかけるスタッフのジョン・ジンヒさん)