いわき市 電気自動車の充電設備拡大 新たに１１施設・２３基稼働させる

　市は公共施設への電気自動車（ＥＶ）充電設備の設置を拡大した。昨年１１月から内郷御厩町の市医療センターで６基の供用を開始し、１６日からは新たに１１施設で計２３基が稼働している。
　電気自動車充電設備を巡っては、市が２０２３（令和５）年１１月に「市脱炭素社会実現プラン」を策定し、充電インフラの整備を進めている。市医療センターに続き、今回の１１施設も充電設備を手がける「Ｔｅｒｒａ Ｃｈａｒｇｅ（テラチャージ）」（東京都港区）との共同事業で展開した。
　設備は普通充電器（出力６キロワット）。充電料金は１時間あたり４００円（同社の公式アプリが必要）。設置場所・基数は次の通り（カッコ内は当面の稼働基数）。
　▽市石炭・化石館「ほるる」＝常磐湯本町＝３基（１基）▽いわき震災伝承みらい館＝薄磯三丁目＝２基（１基）▽市フラワーセンター＝平四ツ波＝２基（１基）▽遠野オートキャンプ場＝遠野町入遠野＝２基（１基）▽小名浜臨海工業団地大畑公園駐車場＝泉町下川＝２基（１基）▽上荒川公園＝平下荒川＝２基（１基）▽平体育館＝平字正内町＝２基（１基）▽新舞子ヘルスプール＝平下高久＝２基（１基）▽小名浜武道館＝小名浜字蛭川＝２基（１基）▽内郷コミュニティセンター＝内郷綴町＝２基（１基）▽久之浜・大久ふれあい館＝久之浜町＝２基（１基）
　（写真：市石炭・化石館「ほるる」に設置された充電設備）