ニュース
「広報いわき」県コンクールで2連覇達成 昨年12月号が前年に続く特選に
県内自治体の広報活動向上に寄与することを目的に優秀団体を表彰する「第70回県市町村広報コンクール」(県、県広報協会主催)の審査会が福島市で開かれ、広報紙部門の市の部でいわき市の「広報いわき12月号」が特選に選ばれた。本市は昨年のコンクールで、データが残る1994(平成6)年の第40回以降では初の特選に選ばれており、2連覇を飾った。
県によると、2024(令和6)年に発行された広報紙の作品が審査対象で、38市町村から95点の応募があった。いわき市は広報写真・1枚写真の部でも「広報いわき12月号」が佳作に入り、2部門での受賞。各部門の特選作品は全国広報コンクールに推薦し、4月ごろ審査結果が発表される。
広報紙の主担当で、市広報広聴課の木村隼也さんは「いわき市だけが持つ、歴史的背景を踏まえながら築き上げてきたフラ文化に目を向けてほしい、と企画し、春ごろから職員が図書館に通うなどして取材を進めてきた。歴史と文化から生まれたフラシティいわきのまちづくりをこれからもみなさんとともに創り上げていきたい」と話した。
いわき市は昨年度、「伝える」から「伝わる」広報紙を目指してビジュアル重視の紙面にリニューアルした。
(写真:「広報いわき12月号」を持つ木村さん=右=ら)