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白アリで消毒必要とうそ いわきの70代男性から40万円詐取疑い 茨城の男女

 いわき南署は10日、白アリ被害による床下消毒が必要と偽り、いわき市の70代男性から現金40万円をだまし取ったとして、県警生活環境課の応援を得て、詐欺と特定商取引法違反(不備書面交付・不実の告知)の疑いで、茨城県水戸市の男女2人を逮捕した。
 逮捕されたのは、同市本町三丁目の自営業男(55)と、同市元吉田町の飲食店従業員女(50)。
 逮捕容疑によると、2人は昨年4月11日、いわき市の70代男性宅を訪問し、白アリによる木材の腐食などがないにもかかわらず、床下の改善が必要と告げた上で「白アリがいるので、消毒すれば安心ですよ」などとうそを言い、工事代金として40万円を詐取した疑い。
 また工事の契約を締結した際、クーリングオフ等の法令で定める事項が記載されていない書面を交付したとされる。
 同署によると、男は「日新ホーム」という名称で住宅リフォーム業を行っており、県建築士事務所協会の協力で捜査し、白アリ被害がないと確認した。1月21日にも特定商取引法違反(不備書面交付)容疑で、茨城県警水戸署に逮捕されている。女は男の仕事を手伝っているという。
 調べに対し、男は不備書面交付のみ認めており、詐欺や不実の告知に関しては否認している。女はすべての容疑を否認している。同署は余罪を含め、犯行の経緯や当時の状況を調べている。
 ※おことわり 本紙では実名報道となります。
 (資料写真:いわき南署)

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