市民サークル「フォト倶楽部遊人」いわき市文化センターで写真展

　市文化センターを例会の会場に、毎月１回ペースで撮影会を行うなどの活動を続けている写真の市民サークル「フォト倶楽部遊人（ゆうじん）」の第２回写真展が１２日、市文化センター５階展示室で始まった。入場無料。１５日まで。
　同サークルは、主宰する折笠一さん（６９）＝好間町下好間・写真やオリカサ＝の指導のもと、６０代から上は９２歳まで、市内に住む愛好家１６人が風景やスナップ写真を独自の感性で撮り続けており、２年に１度、発表の場として展示会を開催している。
　年々技術が向上しており、会員の冨岡栄子さん（内郷高坂町）は今年の第５４回いわき市民美術展覧会で市長賞を受賞した。
　今展には受賞作品「清流のコラボレーション」をはじめ、朝陽に照らされた緑色のシーガラスを『能面』ととらえたアート色の強い作品、マクロレンズを用いて水滴に移った色鮮やかな花々、旅先のオランダやアイスランドで心に響いた情景、身近な祭事の一瞬を撮影した写真など、１５人が出品した質の高い７５点が並んだ。
　「この数年で会員たちの見る目が変わってきたのを実感している。感性豊かな作品群をぜひ見てほしい」と折笠さん。開催時間は午前９時～午後５時（最終日は午後４時）。
　（写真：市文化センターで開催中の写真展）