サッカー・明治安田J2リーグの第24節として、14位のいわきFCは2日、アウェーのフクダ電子アリーナ(千葉市)で、2位のジェフユナイテッド千葉に2―2で引き分けた。通算成績は6勝9分け9敗の勝ち点27。順位は前節から1つ上げ、20チーム中13位に付けている。
次節は10日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきで、8位のジュビロ磐田と対戦する。キックオフは午後6時。
いわきは前半43分、MF柴田壮介(24)がペナルティーエリア手前でボールを受けると、MF石渡ネルソン(20)とのワンツーで左足を振り抜いて先制点を奪取。しかし後半24分に自陣左サイドを攻略され、クロスから同点に追いつかれる。
30分には直接フリーキックから失点を許し、1点ビハインドの展開に。追加点が欲しいいわきは攻撃の手を緩めず、38分にMF山下優人(29)の敵陣左からのフリーキックを、新加入で途中出場のDF深港壮一郎(24)が頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。深港にとってはプロ初ゴールとなった。
さらに勝ち越しを狙って猛攻を仕掛けたが、あと一歩及ばず勝ち点1を分け合った。
田村雄三監督(42)は「サポーターの皆さんの力が声援になり、一度は逆転されたが、選手たちが最後まで頑張ったことで同点に持ち込めた。前半と比べて後半はセカンドボールが拾えなかったため、千葉さんに前向きなパワーを与えてしまった。そこは課題感を持って、次に向けて準備していきたい」と語った。
(写真:先制ゴールを決めて喜ぶ柴田=左)
いわきFC
いわきFC アウェーで千葉に2-2 柴田と深港がゴールネット揺らす







