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いわき市議会6月定例会 一般質問3日目の答弁 小名浜港、放置自転車問題など
市議会6月定例会は11日、一般質問が続いた。紙面から3日目の主な市の答弁を紹介する。
<小名浜港東港地区について、港湾荷役に支障をきたさない範囲で市民が入れる空間とすべきでは>
斉藤和哉産業振興部長 県では小名浜港長期構想の検討を進めており、来年度は構想を踏まえた港湾計画の改訂を予定している。市としては県に積極的に働きかけをしていきたい。
<JRいわき駅前の放置自転車の状況について>
遠藤英子市民協働部長 いわき駅前の放置自転車は5月に調査した結果、ペデストリアンデッキに接続する階段やエスカレーターの下、いわき駅前東側自転車等駐車場わきの線路沿いの市道などに、約数十台が見受けられた。
市では市営自転車駐車場の案内を行っているが、県とともに看板の設置や警告書の貼付、定期的な見回りを行いながら、自転車撤去などの対策を進めていく。
<市アンモナイトセンターの今後の取り組みは>
深谷健司観光文化スポーツ部長 本年度は屋内露頭の風化に対し、来館者の安全確保と化石標本の保護を図るための改修工事を行う予定。
またインバウンド(訪日外国人)誘客を見据えた課題に対応すため、いわきデジタルミュージアムに多言語対応の音声案内機能を新たに追加し、館内設置のタブレット端末で閲覧できるようにする。
<学校給食共同調理場の統合について>
赤津俊一教育部長 再編計画に基づき平北部と三和の統合に加え、児童数の減少を踏まえ、平南部と四倉を含めた場合を検討している。新たな調理場での食材調達に向けては統合による食数の増加にしっかり対応する必要があり、安定した調達に努めていきたい。
<錦町の県道勿来・浅川線に位置する大島ガード西側の内水対策について>
蛭田裕一生活環境部長 大島ガード西側の約58haについては、水路公共下水道全体計画において排水区として使っている。
二級河川・中田川に排水する計画となっており、今後は県が進めている中田川の改修整備進ちょくに合わせ、水路等について関係機関と協議する。
(資料写真:いわき市議会)