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7日の開通前に 小名浜道路でプレイベント サイクリングやトークセッションも
7日の「小名浜道路」開通を前に、添野町のいわき添野IC(インターチェンジ)周辺でプレイベントが開催された。自動車専用道路となるだけに、この日限りの開通記念サイクリングが実施されたほか、にぎやかなステージショーやPRブースでのいわきの魅力発信などが行われた。
会場では内田市長と、サッカー・J2いわきFCの運営会社・いわきスポーツクラブの大倉智代表取締役が、「これからの小名浜を考える」と題したトークセッションを繰り広げた。いわきFCの新スタジアムは小名浜港が整備候補地となっている。
内田市長は「小名浜港には国内外からのクルーズ船のほか、貿易が盛んになってコンテナ船も来ている。ヒトの流れ、モノの流れがどんどん変わって、経済が豊かになっていく予感がする。スタジアム建設の発表やいわき・ら・ら・ミュウの道の駅化なども含め、小名浜では10年、20年単位で起きることが一気に起きている」と強調。この流れを踏まえ、それぞれの地域がバラバラでなく、いわき市全体で発展していく必要性を説いた。
大倉社長は「(神奈川出身の)ぼくにはいわきの地域性という感覚がない。いわきはひとつ。小名浜道路にしても、スタジアムにしても、それぞれの地域の良さをどうつなぐか。オールいわきでとらえるきっかけになればいい」と語った。
(写真:小名浜道路で行われた開通記念サイクリング)