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秋の高校野球いわき支部大会 磐城が6年ぶりV 決勝でいわき湯本に2-0
第77回秋季東北地区高校野球福島県いわき支部大会(県高野連いわき支部主催)最終日の24日はヨークいわきスタジアムで決勝が行われ、磐城がいわき湯本を2―0で下し、6年ぶり31回目の優勝を果たすとともに、県大会での支部シード権を獲得した。
来年春のセンバツ大会につながる県大会は連合チームを含む68校56チームが出場して、9月11日から福島市の県営あづま球場をメーンに同市の信夫ケ丘球場、郡山市のヨーク開成山スタジアム、いわき市のヨークいわきスタジアム、白河市の白河グリーンスタジアムで開かれる。
いわきで行われるのは初日から15日までの5日間1・2回戦10試合。順調に試合が消化されれば決勝は28日に実施される。
組み合わせ抽選会は3日午後1時半から、須賀川市文化センターで。県内6支部の優勝校と夏の福島大会で優勝した聖光学院、準優勝の会津北嶺がシードされる。
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磐城が初回に挙げた2点を守り切って優勝した。初回に先頭の菊池が内野安打で出塁。そのあと2つの敵失と志賀良のスクイズで2点を先制した。
守っても無失策と安定。前日の準決勝で完投したエース渡辺(2年)が連投の疲れも見せず六回まで被安打2、6つの三振を奪い、わずか1四球と安定した投球を披露すれば、後を継いだ今大会初登板の1年生・赤津も3イニングを1安打に抑えてリードを守り切った。
決勝までの2試合で失策1だったいわき湯本は初回に2つの守りのミスが出て失点したのが痛かった。3試合すべて先発したエース大橋(2年)はじめ3投手が二回以降無失点に抑えたが、打線が3安打に抑えられて三塁を踏めず、反撃できなかった。
(写真:いわき支部大会を優勝した磐城)