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いわき市長選 若年層の投票率向上へ 東日本国際大の学生が投票立会人務める

 任期満了に伴う市長選(7日投開票)を巡っては、若年層の投票率向上が課題となっている。前回(2021〈令和3〉年)の市長選は全体の投票率が47・68%に対し、18歳は44・55%とおおむね同じである一方、19歳は27・75%、20~24歳は25・00%、25~29歳は31・07%と大きく落ち込んだ。
 市選挙管理委員会(市選管)によると、18歳は多くを高校生が占めるため、主権者教育が一定の成果を生んでいるものの、その後は進学・就職によって関心が薄れてしまうという。
 若年層に対する選挙啓発活動の一環として、東日本国際大に、市役所東分庁舎に設けた期日前投票所の投票立会人を依頼し、学生2人が任された。
 大学生による投票立会人は2017(平成29)年の市長選から導入された試みだが、新型コロナウイルスの影響で7年ぶりに実施。今回は同大の推薦で、吉川萌呈奈さん(19)=経済経営学部・2年=、鈴木渉夢さん(21)=同・3年=が、午前8時半から午後8時まで従事する。
 初日の1日を担当した吉川さんは、ゼミで地域貢献について学んでおり、先月末には韓国に海外研修に行ったばかり。「大学からの推薦は誇らしい。選挙権を得てからは、全て投票している。初めての立会人だが若い人が少ないように感じた。もっと関心を持ってほしい」と呼びかけた。
 (写真:投票立会人を務める吉川さん)

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