いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開する「マルト」(本社・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)は1日、同市の相馬農業高や、地元の農業法人・紅梅夢ファームと連携し、南相馬市産の大豆をPRする取り組み「浜の大豆コンソーシアム」の2年目を始動した。
浜の大豆コンソーシアムは昨年4月に結成。東日本大震災・東京電力福島第一原発事故から農業復興を目指す狙いで、同市の大豆に着目し、昨年度は納豆やいなりずしなどを開発した。
1日にはキックオフとして、同校で授業が行われた。本年度は白河市の桜乳業や、相馬市の大江製菓が協力し、新たに水煮や蒸し大豆、せんべいを商品化する予定。来年1月にもマルトで販売される。
また初回の授業では南相馬市の担当者が講師を務め、地域の農業について理解を深めた。
(写真:相馬農業高で行われたキックオフ)
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マルト 本年度も南相馬市産大豆のPR 相馬農業高生らと商品開発へ






