サッカー・明治安田J2リーグの第29節として、12位のいわきFCは13日、アウェーの大和ハウス プレミストドーム(札幌市)に乗り込み、10位の北海道コンサドーレ札幌に5―1で勝利した。
チームは好調を維持し、連勝を3に伸ばした。次節は20日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきで、J1昇格戦線に立つ水戸ホーリーホックとの「常磐線ダービー」に臨む。キックオフは午後6時。
試合は序盤からいわきが主導権を握る場面が目立ったが、29分に左サイドを崩されて先制点を献上。しかし36分にMF五十嵐聖己(23)が後ろから倒され、札幌のMFが退場となって数的優位が生まれる。
すると44分、MF山下優人(29)の右コーナーキックから、ニアよりのボールに五十嵐が頭でそらし、最後はFW加藤大晟(23)がドンピシャでヘディングシュート。Jリーグ初ゴールで、スコアをイーブンに戻して前半を折り返した。
後半に入ると勢いを増し、2分にFWキム・ヒョンウ(23)が相手GKとの1対1を制して逆転に成功。5分には札幌がファールから2人目の一発退場となり、会場は騒然となった。
この状況にも選手たちは集中力を切らさず、13分にはMF深港壮一郎(25)がコーナーキックを起点に3点目を挙げると、38分には五十嵐が3戦連続、45分には途中出場のMF加瀬直輝(25)が4月以来となるゴールを決め、終わってみれば5得点の大勝だった。
(写真:Jリーグ初ゴールとなる同点弾を放って喜ぶ加藤大=中央)
いわきFC
いわきFCが3連勝 アウェーで札幌に5-1 加藤大が初ゴール







