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いわき市の戦没者追悼式 7500余柱に哀悼の意「平和と繁栄を次の世代に」

 いわき市出身の戦没者7500余柱を慰霊する、令和7年度「市戦没者追悼式」が17日、市文化センター大ホールで開かれた。
 いわき市内各遺族会の代表、来賓合わせて120人が出席した。国歌演奏、黙とうに続き、内田市長が「先の大戦終結から80年が経ちます。祖国のため尊い命をささげた戦没者の方に哀悼の意を込め、恒久平和のため世代を超えて継承することが私たちに課せられた義務であります」と式辞に立った。
 永山宏恵市議会議長、森雅子参院議員、古市三久県議の追悼の辞に続き、遺族代表の下山田完司さん(76)=山田地区遺族会長=が日中戦争さ中の1938(昭和13)年7月12日、徐州戦から漢口への敵前上陸時に戦死した叔父清正さん=享年30=をしのびながら、「結婚して、娘2人が生まれたばかりだった。その無念さを忘れることなく、今日の平和と繁栄を次の世代に伝えなければならない」と追悼の辞を述べた。
 続いて内田市長、下山田さんらが祭壇に献花した。式後には市遺族連合会主催の「戦没者慰霊祭」がしめやかに執り行われた。
 (写真:遺族代表として追悼の辞に立つ下山田さん)

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