ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」で開催中の「アクアマリンアートフェス2025」に合わせ、9月20日に始まったキッズアート展「カエルのストーンアート」の入賞作品が決まった。
県内外の子どもたちから寄せられた『石の芸術』428点の応募作品のうち、小学校下学年の部では、藤原小・2年の高野由華(7)さんの作品が最優秀賞に輝いた。
同館ではカエルの多様性を支える里山の自然環境に興味を持ち、里山であそぶ子どもが少しでも増えてほしい、との願いを込め、身近な石でつくれる今回の『お題』を決めたという。
アオガエルやヒキガエルのような定番の色から、黄色や鮮やかな青などカラフルな色のカエルまで、自然の石の形を生かして完成させた力作ぞろい。古川健館長が審査員を務め、4部門ごとに最優秀賞1点と優秀賞5点を選んだ。
作品は里地の水辺の環境を再現した屋外のビオトープ「びおびお・つながりの里」に展示されており、顔出しパネルのフォトスポットとともに、来館者たちの注目を集めている。展示期間は11月3日まで。
ほかのいわきからの入賞者は次の通り。
◇年少以下の部▽優秀賞=草野心晴(遠野保育所)◇年中・年長の部▽優秀賞=草野聡仁 鈴木志龍(以上玉露保育所)◇小学校下学年の部▽優秀賞=斉藤要 安田初名(以上藤原)塩田莉悠(小名浜東)◇同上学年の部▽優秀賞=斉藤尊 大平紗那(以上藤原)
(写真:小学校下学年の部で最優秀賞を受賞した高野さんの作品)
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アクアマリンふくしま 身近な石でカエル表現のアート展 多彩な作品が一堂に






