市は27日、市議会12月定例会(12月4日開会予定)に提出する議案を発表した。
常磐湯本町の市健康福祉・プラザ「いわきゆったり館」のうち、温泉利用型健康増進施設と宿泊研修施設の部分については、将来の民間譲渡も見据え、新たに「One&Only」(神奈川県横浜市)を指定管理者としている。期間は来年4月から5年間。
市の個別施設計画に基づき、ゆったり館は本年度までの2カ年で、民間事業者への移譲・移行を念頭に、施設のあり方を見直しを図っている。
ゆったり館は温泉利用型健康増進施設と宿泊研修施設、デイサービスセンターに分かれる。昨年度には施設や敷地の有効活用を検討する狙いで、広く民間の意見を聴く「サウンディング型市場調査」を実施したところ、温泉利用型健康増進施設と宿泊研修施設に関しては将来性が指摘された。
One&Onlyはホテル・旅館のコンサルティングや運営受託、地方自治体の指定管理施設運営を行っている。デイサービスセンター部分は、市社会福祉施設事業団が継続する。
(写真:いわきゆったり館)
ニュース
いわきゆったり館 指定管理者が横浜の会社に 市議会12月定例会に議案提出へ







