市は12月1日から、小名浜地区の街なかにおける交通課題を解決するため、路線定期運行型コミュニティバス「NOTTE(のって)おなはま」の運行を開始する。
買い物や通院などの日常生活の移動に加え、既存のバスとの乗り継ぎによる住民の利便性向上を図る狙いで、来年2月20日までの実証運行として企画した。
毎日運行(土日・祝日や年末年始も含む)。利用の際は登録・予約は不要。乗車料金は一律300円(小学生以下無料)の先払いとなっており、乗車の際に降りる場所を伝える。小型バス(乗車定員10人)で、磐城タクシーが担当する。
運行は青ルート(大原循環線)と赤ルート(マルト岡小名店→イオンモールいわき小名浜)。それぞれ23カ所、22カ所の停留場を設けている。1日あたり各4便。
市公共交通課によると、乗車した人向けに地元の商業施設と連携した特典を準備している。
市と、行政や交通事業者の関係者で構成する「いわき都市圏総合都市交通推進協議会」では、いわき市の地域課題の一つに挙げられる「公共交通空白地域」の解消を議論しており、実証運行の成果を今後に生かしていく。
詳細は市ホームページ<こちら>まで。
(画像:NOTTEおなはまのルート)
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小名浜で12月1日から コミュニティバスによる域内交通が実証運行






