「あぁ、まただ」。前を走る車が何の合図もなしに車線変更し、右折レーンに入ってからようやくウインカーをあげた…▼違反切符が重なり、2日間みっちり県警の郡山運転免許センターで講義と実技で交通ルールや安全運転の心得を叩き込まれた。久しぶりに交通法規の本をを開くと、進路変更はハンドルを切る3秒前で、右左折は30m手前でウインカーの合図を出すとある▼後ろの車に進路変更を知らせるのに、車線を跨ぐ、あるいは交差点やT字路に差しかかる直前、または右折レーンに進入してからようやく点滅させて何の意味があるのだ、と改心した元違反常習ドライバーは思う▼いくら合図が遅くても出していれば取り締まられることはないだろうし、だからもう癖になっているのだ。夜間にヘッドライトを点灯させないで走る、踏切を一時停止しないで通過する、歩行者がいるのに横断歩道を通過する、少しぐらいはと無理な信号無視をする。習慣はおそろしい。