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内田市長 今年の漢字は「軌」いわき市の政策を前に進める決意

 内田市長は23日、年内最後の定例記者会見に臨み、今年の漢字は「軌」と発表した。9月に行われた任期満了に伴う市長選で新人と前職を退けて再選を果たし、本格的に自らのカラーを発揮できる2期目に入ったことで、それぞれの施策が軌道に乗り始めたと強調する。
 1期目では新型コロナウイルスの感染対策と水害対応に追われながらも、医師確保や学力向上、企業誘致・雇用確保を展開できたと振り返る。一方で市水道局を巡る官製談合事件や、市立学校で発覚したいじめ重大事態とされる問題を踏まえ、2度と同じようなことが起きないよう強調した。
 その上で「今後も軌道から外れて脱線しないよう、市の政策をしっかりと前に進めていく」と呼びかけた。
 定例記者会見の席上、来年2月から5月にかけて、市水道料金の基本料金を減免する措置について、市内の水道未普及地域に対し、個別の対応を検討する考えを示した。
 市は物価高を巡る国の総合経済対策を活用し、水道料金の基本料金免除を決定。官公署を除く市内の約15万1千件を対象とし、4カ月の減免額は口径13mmで4752円、同20mmで9504円となる。また給水区域外で小規模給水施設を管理・運営している20組合には、水道料金の基本料金相当額を補助する。
 ただ水道未普及地域には、物価高対策の恩恵が及ばないと指摘する声が上がっている。このため内田市長は「水道が通っていない場合、そもそも基本料金はかからないという考え方もあるが、未普及の世帯が2千以上あり、財政部を中心に対応を考えている」と述べた。
 (写真:今年の漢字を発表する内田市長)

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