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植田八幡神社 21日にカフェオープン「地域の拠りどころになってほしい」

 ゆったりと過ごして心を癒し、神社をより身近に感じてほしい――。源頼義、義家父子の前九年の役に由来し、『五里八幡』と称される植田八幡神社の境内に21日、常設のカフェ「みやCafe(カフェ)」がオープンする。
 同神社は太平洋、植田の街並みが一望できるJR植田駅西側の高台に位置し、東日本大震災の際は一時100人以上が拝殿裏の多目的会館に避難するなど、地域の守り神として崇敬者や住民に親しまれている。
 オーナーを務める宮川千春宮司(68)は「老若男女を問わず地域の方々がふれ合う心の拠りどころになってほしい」と語り、来店を呼び掛けた。
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 カフェを開設する場所は元々、宮川さんと、祢宜で店長を務める妻の恵美さん(46)の自宅があったが、震災により大規模半壊に。住むことができなくなり、境内を取り囲む木立を整理するとともに自宅を解体することになった。
 その際、古くから親しまれてきたことに対する感謝の気持ちを根底に、互いに手を取り合い助け合った震災当時を振り返り、住民をはじめ域外の人々がふれ合える場を提供したいとの思いが膨らみ、カフェを立ち上げることを決めたという。
 構想から実現まで3、4年ほど。元々、名店を飲み歩きをするほどコーヒー好きという千春さんは、講習会を受けるなどして焙煎(ばいせん)やドリップの知識を深めた。恵美さんは食品衛生責任者の資格を取得するとともに、家族や親族の協力を得てメニューを考案してきた。
 カフェを兼ねた木造2階建てが完成したのは、昨年11月末。カフェスペースは1階部分となり、光の入る開放感ある空間、そして香り高い天然木をふんだんに利用し、木立を整理した際に伐採したイチョウで一枚板のテーブルを作るなど、各所にこだわりを込めた。
 コーヒーはブラジルをメインに、コロンビアの豆も入れたオリジナルブレンド「みやブレンド」をはじめ、7種を用意。食事はキッシュやナポリタン、ホットサンド、パンケーキ、チーズケーキ、プリンなどの家庭的な、親しみやすいラインナップに。
 家族や友人同士、ひとりでも気軽に訪れることができるよう、テーブル席に加え、カウンターも設けた(全27席)。開店まで時間もないが、宮川さん夫妻は「癒しの時間を提供したい。自然に囲まれた神社にも親しんでもらえれば」と楽しみながら準備を進めている。
 営業時間は午前10時から午後5時までを予定し、定休日は火、水曜日。問い合わせは同神社=電話(62)2642=へ。
 (写真:「みやCafe」をオープンする宮川さん夫妻)

施設名
みやCafe
住所
いわき市植田町八幡台2
電話番号
0246(62)2642
営業時間
午前10時~午後5時
定休日
火、水曜日

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