いわき東署は24日、管内の60代男性がNTT職員や警察官をかたる電話を信じ、約2千万円分の金(きん)を購入してだまし取られたと発表した。
同署によると、男性宅に3月5日、NTT職員を名乗る電話があり、「あなたの名義で携帯電話が不正に契約されている。被害届を出してください」と伝えてきた。
すると電話口が警察官を名乗る人物に代わり、「特殊詐欺の関係で逮捕した者が、あなたの口座に1千万円を振り込んだと言っている」「あなたに逮捕状が出ている」といった内容を告げられた。
さらに「マネーロンダリングの関係であなたが疑われているため、金を買ってください」「金融庁でお金の流れを確認する」「私たちが金を預かり、何もなければ返します」と重ねた。
男性は一連の話を信じ、相手に指定された通り、3月18日に約2千万円分の金を購入。自宅の郵便受けに置いていたところ、そのままだまし取られた。
同署では「警察官が金銭を要求することはない」「身に覚えのない不審な電話やメールは詐欺を疑うこと」「こうした電話があった際には、警察や家族に相談すること」を呼びかけている。
県内では白河市の60代男性が今年3月から4月にかけて、同様の趣旨で詐欺被害に遭い、約3800万円相当の金塊をだまし取られた事件が起きており、23日に「受け子」とみられる40代の台湾籍の男が逮捕されている。
(資料写真:いわき東署)
ニュース
約2千万円分「金」購入仕向けられ詐欺被害に いわきの60代男性





