世界にいるクマの種類は意外と少ない。世界自然保護基金(WWF)ジャパンによると、8種類という。日本国内は北海道のヒグマと、本州以南に生息するツキノワグマの2種類で、本州の約45%の地域にはツキノワグマがすんでいるといいう▼本来であれば、この45%にいわき市・浜通りは入ってなかった。通説では阿武隈川の東側にクマはいないとされてきた。しかしこの構図が崩れ、いわき市では昨年から今年にかけて、計4件の出没が断定されている。毎日のように目撃に関する通報も寄せられている▼15日夜に常磐上矢田町坂下でクマと思われる動物1頭が目撃されたため、16日に近接するいわき陸上競技場で開催予定だった「いわき市小学校陸上競技大会」が開催取りやめとなった。▼すなわち本社近くにクマがいるかもしれないということだ。もちろんいたずらに怖がる必要はないが、市内のどこにクマが出ても、もはやおかしくはないことを肝に銘じたい。