小名浜出身の世界的指揮者・小林研一郎さん(86)が率いる「コバケンとその仲間たちプレミアムオーケストラ」の演奏会が10日、いわき芸術文化交流館「アリオス」アルパイン大ホールで開かれた。
市の「いわきが生んだ著名芸術家による人づくり推進事業」の一環として、市内の中学生を昨年9月の公演に続いて招待した。

今回は市内南部の7中学校(植田、植田東、錦、勿来一、勿来二、川部、田人)から約1300人を招き、ヴェルディの歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」や、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」などを披露。子どもたちは目を輝かせながら聞き入っていた。
コバケンとその仲間たちオーケストラは、2005年に長野で行われた「スペシャルオリンピックス」(知的障がい者による国際的組織の競技大会)の冬季大会をきっかけに結成。プロ・アマの垣根を越え、共生社会の実現のために演奏活動を行っている。
またこの日は一般向けのコンサートも行われ、多くの人たちが『炎のマエストロ』が繰り広げる力強い演奏にくぎ付けとなっていた。
(写真:いわきアリオスで行われた公演、聴衆に手を振る小林さん 鈴木穣蔵撮影)





