今月に入り、暑い日が続いた。昨日まで、小名浜でも最高気温が30度を超える〝真夏日〟が８日間あった。中でも、12日は33・５度を記録するなど、過ごしやすい、とは言えない日が続いた▼と思っていたら一転、21、22の両日は肌寒い日となった。21日の最高気温は21・７度と、10月初旬並みの気温。気温の急激な変化に健康管理にも気を配りたい▼異常な暑さで気をつけなければならないのは熱中症。いわきでも、湿度が高く蒸し暑い一日となった10日には、屋内で作業していた２人を含む８人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれた。屋内外にいるのにかかわらず、水分補給などの対策は万全に▼日本には春夏秋冬の四季があり、季節の移り変わりが楽しめる。植物や食べ物などでも季節を感じることもできる。サンシャインいわき梨の出荷も本格化し、秋の訪れも感じられる。夏は暑く、冬は寒いといったメリハリは必要だが、極端な暑さ、寒さはご遠慮願いたい。
