「日本の復興を『いわき』から―復興祈念第3回いわきサンシャインマラソン」が12日、日本陸連の公認コースで開かれた。フルマラソンを含む32部門で、6785人が東日本大震災の爪跡が残るいわき路を駆け抜けた▼今年も〝サンシャインいわき〟の名にふさわしい青空が広がったものの、強風が吹き荒れ、多くのランナーを悩ませたに違いない。取材したスタート地点では、強風の影響でテントが傾くなどのハプニングもあった。ゴール地点では、機械トラブルで完走証が発行されなかったという▼「RUN NET」をチェックしてみると、63人の投稿で総合評価は93・4点だった。「『参加してくれてありがとう』という沿道の応援に励まされた」「思い出に残る大会」などのコメントが寄せられていた▼今回は、復興を祈念した大会。第4回大会も「おもてなしの心」で大会運営を行い、参加するランナーに、さらに復興が進んだいわきを見てほしい、と思った。