いわき地方も連日、暑い日が続いている。特に、21日は暑く感じた。車の外気温計も41度を示し、夜に所用でまちなかを歩いたときも、蒸し暑さを感じた▼小名浜では8月に入り、22日までに30度を超えた「真夏日」が3回あった。平年を下回った3日間を除き、ほぼ平年を1~2度上回っている。浜風のある小名浜でこの気温であれば、内陸部ではもう少し高気温になっているに違いない▼先日、24年度の市内海水浴場の入り込み客数が発表された。今年は、勿来海水浴場1カ所の開設で、入り込み客数は8470人だった。開設期間も例年より8日間短く、海の家も開設されなかったこともあるが、震災前の22年度が18万1726人だったことを考えると、寂しい限り▼夏井川流灯花火大会も20日に行われ、いわきの夏祭りの最後を飾るなど、夏のイベントが終わりを告げていく。まだまだ厳しい残暑は続くかもしれないが、秋になるまで、もう少し〝暑さ〟を楽しもう。
片隅抄